10/27/2010

2 鋳型つくり 外型 10月7日 9:43



これは、大澤さんが自筆で書いてくれた鋳型の説明図。色塗りはNITTA君が手伝ってたけどね。

こうなるように土や粘土や針金とかいろいろ手で練りこんでいく。
伝統的な作り方に加えて、大澤さんの場合は自分で考案した鋳込みという技法がこの中に入ってる。これが、制作途中の優美なの。

下の鋳型は使い終わった焼き鋳型なのです。前のときに開けた穴があるので、それを紙土で埋めています。この穴もとっても大事。



この、下にある焼き型鋳物と同じものを作っていく。そのための紙土はり。


紙土は細かい粒子の土に和紙が練りこまれています。


なんだかぎゅうぎゅうと押さえていたような。この指使いもコツの一つ。大澤さんの説明はビデオの中。土のくっつけ方もひとつひとつ理由のある押さえ方なの。

今、大澤さんにお電話して確認しました。(Oct. 28, 11:00am 2010)
この黒い原型に油(離型剤)を塗ってあるので、紙土を貼り付けていくときに原型と紙土との間に小さな割れ目ができてしまうのですって。
それに紙土の中に小さな気泡が入るので、それをぎゅうぎゅうと押さえつけているそうなのです。
指使いについてはビデオでご覧戴くまで待っててね。



次はこのタオル。この、どろだらけに汚れてるように見えるけど、これはただのタオルではいけないの。わざわざこんな風に細工をしてあってね。こうでなくちゃこの作業には向かないのですって。って言う顔してるでしょ。大澤さん。^^


で、ブログ見てくれました?「いいや。見てないけど。息子が見せてくれないと見られない」ということで、大澤さんは多少アナログ人間。この制作に関してはかなりアナログ系。でも、電動工具も使ってるけどね多少。

「ファックスで写真を送ってくれたら、それを見て説明を書いてまたファックスで送るというのは?」

?ん===。では電話で。毎日更新してますから、毎日電話しますね。

「はい」


2 件のコメント:

  1. おはようございます。 タオルは同じ比重にすることや滑り止めや粘土の湿度を保つためなのかなー
    根気が必要な仕事だね、好きだからできるんだと思える、

    粘土からのまま釜に入れる訳ではないようなので乾燥させるのかな、
    乾燥させないと水蒸気爆破を起こして何もなくなるからね、
    石膏に流し込んで乾燥させるんだろうな、
    なんだか興奮する工程だね、この作業工程を見るとわくわくするんだよ、

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  2. かさごさん、きわどいね~~^^
    でも、かなり違うとこもあるのよ。
    今から、大澤さんに電話して訊いて見るわ。

    撮影だけで精いっぱいで、なんせ動画と写真を同時に平行して撮ってたから、2台のカメラで。
    だから、録画の中には説明が入ってるけど、それを見る暇がない~
    それに、写真を並べると後かあら後から疑問だらけ。

    返信削除

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