1/22/2015

美大へ行ってきた

ぺこさんの作品




一人一日だけ学校の外に向けて、誰でも見られるように展示する企画に呼んでくれた。
これは銅板で作ってあって、この中にある丸いのはプラスチックで作ったんですって。
タイトルも説明も名前もなかったけど、まあ、ぺこさんの作品で、説明がなくても何を作ったのかは想像できる。

で、彼女が言うには、この作品についてのコンセプトを説明しなくちゃいけないらしかったんだけど、日本との違いがそこにおおきくあって、説明がつかないものはコンセプトなしで、作品の良しあし以前にお話がないとダメだと言われたそうだ。
日本ではある程度、雰囲気や気持ちとかいうものが何となく伝わるものだと思うけど、そういう雰囲気や感情ではだめらしい。なるほどドイツという感じです。

で、それを感じていた私は、すごい良い面とここは日本的な部分を押してもいいんじゃないかと言うところと、両方活かしてもいいんじゃないかと思った。
彼女は、そのうち解ってくれるかなあとか言っていたけど、解らないと思う。
根本的に見る位置が違うから、いつまでたっても同じ位置からしか見ようとしなければ違う見方をしてほしいと望んでもむつかしいと思う。だったら、違う方向から見る見方を提示して誘導してみたらどうだろう。と言った。そうすれば今度はどんな楽しみ方ができるのかと次を期待して来てもらえる。

これは日本人の感じ方からできた作品だと言えば、そうなのかと思うんじゃないかな。
けっこう、こっちの人たちは日本人というものを不思議視してる気がする。
 なんだかワクワクしている私がいる。

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