1/01/2015

昨年のはなし、大晦日。 ドイツの年越し蕎麦番組


年末から雪が降ってて、昨日はやんでいた。
だけど、そんなに寒くは感じなくて、ずーっと続いていた忙しさで疲れて、31日の午後は寝ていた。


夕方8時前から。絶対おいでと呼んでくれてた大晦日の集まりに参加した。
知ってる人たち知らない人たちがいた。
お肉のフォンデュをごちそうになった。大きなジョッキにビールを2杯飲んで仕上がってしまったね!


で、その後テレビを見ると言うので、テレビの前にみんなが集まった。この番組?は彼らが小さい時から毎年、まったくおんなじ内容の要するにおんなじショートフィルムを見るのだそうで、で、毎年おんなじように笑って過ごす時間だとか。それを聞いて日本の年越しソバかと思った。

だけど、この番組は英語でしゃべってたんだけど。
この内容というのが、
女性が住むお屋敷?でその執事と思われる男性が彼女の食事の給仕をしている。
で、彼女のテーブルには彼女一人で、椅子がほかに4人分くらいあって、それぞれにグラスが置かれている。
で、彼女は一人で乾杯するわけで、その相手をこの執事さんがするわけだ。
彼女は乾杯してグラスに一口、でこの執事さんは彼女の一回の乾杯ごとに、ほかの席のグラスを一つ一つ回って一回一回彼女と乾杯して飲み干す。彼女が一杯のワインで乾杯する間に彼は4回飲み干すわけだ。
で、彼女のお皿を次の食事に取り換えるとまた、彼女に一杯のワインを注ぎ、ほかの4っつのグラスにそれぞれ注ぐ。で、彼はそれぞれ彼女と乾杯しながら飲み干すの繰り返し。

そこで、そのやり取りの間に、彼の癖というかどうしても通らなくちゃいけないカーペットがあって、それは虎の頭の剥製がついてる毛皮のカーペットで、彼はそこを通って部屋の隅の給仕用テーブルに行くまでの間に必ずそれを蹴飛ばす。というかそれに注意しないで歩くのでつまずくわけだ。転びはしないけど、おっとっととなる。

で、そうやって彼女の乾杯に付き合ってると当然酔っぱらうよね。で、彼はヘロヘロになりながらそれでも付き合ってるんだけど、仕舞にヘロヘロになったころには虎の頭をよけて歩いてる。

ただそれだけの繰り返しのドラマだけど、これって、日本の年越しソバみたいだと思った。
この長いおんなじことの繰り返しを繰り返すことを喜んで笑うことが、次の歳への平和な毎日の繰り返しを喜ぶことという意味で見ているんだろうなと思った。
年越しソバ番組だ。

じゃあ、これで寝ようかなそろそろ


と思っていたら、さあシャンパンを持って外に出るよ=というので、え?まだ飲まなくちゃいけない?
と思っていたら、12時に5分前、外では花火が上がっていて、彼らも小さな花火を手に持っていた。
おめでとうと言ってそれぞれフランス式のキスを両ほほでして新年を祝った。

で、これで終わりかな、と思ったら、さあ、外に出るよ。というので、え?っと思ったら、今度はとおり側の外のことで、今度は自前の打ち上げ花火を上げだした。これは耳にしんどいなと思って、私はさっさと家の中に入って

寝た。

彼らはその後ギターの演奏をする人と歌う人たちになっていたようだ。


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